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開店 2026年09月08日

Shopifyを使用するメリット・デメリット|本格的なECサイト構築に選ばれる理由

Shopifyは、世界中で利用されているECプラットフォームであり、企業から個人事業主まで幅広く利用できます。
ECサイトを開設する際、Shopifyを候補に入れている会社も多いでしょう。
Shopifyは、機能性や拡張性に優れている一方、利用する際には費用やカスタマイズなどの注意点もあります。
ECサイトを構築する際は、メリットだけでなくデメリットも把握したうえで、自社の事業に適したサービスか判断することが大切です。

本記事では、Shopifyを使用するメリット・デメリットや、本格的なECサイト構築に選ばれる理由を解説します。

Shopifyとは、オンライン上で商品を販売するためのECサイトを構築・運営できるクラウド型のECプラットフォームです。
ここでは、Shopifyの概要を解説します。

● カナダ発の国際的なECプラットフォーム

Shopifyはカナダで誕生したECプラットフォームです。
現在は世界各地の事業者に利用されており、海外との取引も容易です。
オンラインストアの作成や商品の登録、注文・在庫管理、決済など、ECサイトを構築・運営するための基本的な機能がまとめて提供されています。

自社でサーバーを用意したり、一からECシステムを開発したりする必要がないため、専門的な知識が少ない場合でもECサイトを開設しやすいことが大きなメリットです。
また、商品登録数に制限がなく、複数の販売チャネルにも対応しています。小規模なネットショップから事業の成長を見据えたECサイトまで利用できるプラットフォームです。

● 日本語のサポートが充実

Shopifyは海外発のサービスですが、日本語も対応言語に含まれているため、英語が分からなくても問題ありません。
また、Shopifyのヘルプセンターも原則として日本語で対応してもらえます。

ただし、Shopifyに追加する外部アプリのなかには、日本語に対応していないものもあります。
海外のアプリを利用して機能を拡張する場合などは、英語力が必要です。

それに加えて、問い合わせの内容や時間帯によっては日本語の対応が不可な場合や、翻訳したAIチャットボットが回答する場合があります。

高度な問い合わせをする場合や日本語でのみ対応してほしい場合は、問い合わせの時間を選びましょう。

Shopifyが全世界で広く使われている理由のひとつが、事業の状況に応じてECサイトの機能を拡張しやすいことです。

EC事業では、事業の成長とともに必要な機能が変化します。
開設当初は基本的な商品販売機能だけで十分でも、売上や顧客が増えれば、マーケティングや顧客管理、物流、分析などの機能が必要になるケースもあるでしょう。
Shopifyでは、基本機能に加えて、Shopify App Storeで提供されるアプリを利用してさまざまな機能を追加できます。
例えば、Shopify App Storeでは現在16,000を超えるアプリが提供されており、自由な組み合わせが可能です。

さらに、オンラインストアだけでなく、SNSやモール型EC、実店舗など複数の販売チャネルを活用することもできます。

EC事業の成長に合わせて機能や販売方法を拡張できることが、本格的にEC事業へ取り組む企業にも選ばれる理由といえるでしょう。

Shopifyには、ECサイトの構築や運営を効率化するさまざまな機能があります。
ここでは、Shopifyを利用する主な8つのメリットを紹介します。

● 初期費用を抑えてECサイトを構築できる

Shopifyでは、サーバーやECシステムを自社で一から構築する必要がありません。そのため、独自にシステムを開発する場合と比較して、ECサイト構築時の初期費用を抑えやすいことがメリットです。

プランごとに月額料金が設定されているため、事業規模に応じたプランからスタートできます。
初期段階から大規模なシステムへ投資する必要がなく、必要に応じて機能やプランを変更できる点も利用しやすい理由の一つです。

● デザイン性の高いECサイトを構築できる

Shopifyでは、ECサイトのデザインに利用できるテーマが用意されています。
テーマを活用することで、一からデザインを制作しなくても、商品の特徴やブランドイメージに合わせたECサイトを構築できます。

また、テーマをベースに画像や文章、レイアウトなどを変更することも可能です。
デザインに関する専門知識が少ない事業者でもECサイトを作成しやすい一方、専門的なカスタマイズを加えれば、より独自性の高いサイトを構築できます。

● 豊富なアプリで必要な機能を追加できる

Shopifyはアプリを利用した拡張性の高さも大きなメリットです。
Shopify App Storeには、マーケティングや商品レビュー、SEO、配送、定期購入など、ECサイトのさまざまな用途に対応するアプリが提供されています。
必要な機能だけを選んで追加できるため、自社のEC事業に合わせてサイトを拡張できます。

● 決済方法が豊富に用意されている

Shopifyでは独自の決済サービスであるShopify Paymentsを利用できるほか、さまざまな決済方法を導入できます。
顧客が普段利用している決済方法を選べる環境を整えることで、購入時の利便性を高められます。
ただし、利用できる決済方法や発生する手数料は契約内容などによって異なるため、導入前に確認しておきましょう。

Shopifyでは、商品情報だけでなく、在庫や注文などEC運営に必要な情報を管理できます。ECサイトに関する情報をまとめて管理できれば、日々の運営業務を効率化しやすくなるでしょう。
複数の在庫ロケーションにも対応しているため、事業の成長に伴って在庫の保管場所が増えた場合にも対応できます。

● SNSや外部サービスと連携しやすい

Shopifyでは、オンラインストアだけでなく、SNSやモール型ECなど複数の販売チャネルを活用できます。
例えば、SNSで商品を知ったユーザーをECサイトへ誘導するなど、複数のチャネルを組み合わせた販売施策を展開できるでしょう。
顧客との接点をオンラインストアだけに限定せず、複数のチャネルへ広げられることは、EC事業を成長させるうえでのメリットです。

● 越境ECに対応しやすい

海外への商品販売を検討している事業者にとって、越境ECに対応するための機能が用意されていることもShopifyのメリットです。
Shopify Marketsでは、国や地域などに合わせて、言語や通貨、商品、価格などを設定できます。
複数の市場に対する販売設定を一つの管理画面から行えるため、海外向けECサイトを展開しやすい点がメリットです。

ただし、利用する決済サービスなどによって対応できる通貨や機能が異なる場合があります。海外販売を始める際は、販売する国・地域に必要な決済や配送、税金などの条件を確認しておくことが大切です。

● 事業規模の拡大に合わせて機能を拡張できる

Shopifyは、EC事業の成長に合わせて利用方法を変更しやすいのも特徴です。
事業開始時は基本的な機能を中心に利用し、注文数や商品数、販売チャネルなどが増えた段階でアプリや上位プランを活用できます。
将来的な事業拡大を想定し、必要な機能を段階的に追加できることは、長期的にEC事業を展開したい企業にとっては大きなメリットです。

Shopifyには多くのメリットがある一方、費用やカスタマイズなどで注意すべき点もあります。
導入後に想定外のコストや作業が発生しないよう、デメリットについても確認しておきましょう。

● 月額料金や各種手数料がかかる

Shopifyは無料で継続利用できるサービスではなく、契約するプランに応じた月額料金が必要です。
また、決済方法や契約内容などによって各種手数料が発生する場合があります。
さらに、事業規模の拡大に伴って上位プランへ変更すれば、毎月の固定費も増加します。ECサイトの売上だけを見るのではなく、月額料金や決済関連の費用、アプリなどを含めたランニングコストを確認したうえで導入することが大切です。

● 高度なカスタマイズには専門知識が必要になる

Shopifyではテーマなどを活用することで、専門知識が少ない場合でも基本的なECサイトを構築できます。
一方、自社独自のデザインや機能を実装したい場合は、HTMLやCSS、JavaScript、Shopify独自のテンプレート言語であるLiquidなどの専門知識が必要になるケースがあります。

● アプリの追加によって費用が増える場合がある

アプリで必要な機能を追加できることはShopifyのメリットですが、利用するアプリによっては別途料金が必要です。
一つひとつの費用が小さくても、複数の有料アプリを利用すると毎月のランニングコストが増加します。
また、アプリを導入する際は、機能だけでなく料金や既存システムとの相性なども確認しましょう。

● Shopifyだけでは十分な集客ができない場合がある

ShopifyでECサイトを構築しても、自動的に多くの顧客が訪れるわけではありません。
ECサイトを利用してもらうには、検索エンジンからの流入を増やすSEOやSNS、Web広告、メールマーケティングなどの集客施策が必要です。
特にECサイトを新規開設した直後は、サイト自体の認知度が低いため、商品やターゲットに適した方法で集客する必要があります。

Shopifyには高い拡張性がある一方、継続的な利用料金が発生するなどの特徴があります。メリット・デメリットを踏まえると、特に次のような事業者に向いています。

● 本格的にEC事業を展開したい

Shopifyは、ECを主要な販売チャネルの一つとして本格的に成長させたい事業者に向いています。
商品・注文・在庫などの基本的な管理機能に加え、アプリによってマーケティングや顧客管理などの機能を追加できるためです。
単に商品をオンラインで販売するだけでなく、継続的にECサイトを改善し、売上拡大を目指したい場合に活用しやすいでしょう。

● 将来的に事業規模を拡大したい

将来的に商品数や注文数の増加を想定している事業者にもShopifyが向いています。
EC事業が成長すると、在庫管理やマーケティングなど、開設当初には必要なかった機能が必要になるケースは、決して珍しくありません。

Shopifyであれば、必要に応じてアプリやプランなどを活用できるでしょう。

● 実店舗やSNSなど複数の販売チャネルを活用したい

オンラインストアだけでなく、実店舗やSNSなどを活用して商品を販売したい事業者にもShopifyはおすすめです。
複数の販売チャネルを利用することで、顧客が商品と接する機会を増やせます。
オンラインとオフラインを組み合わせて販売したい場合や、SNSを活用して商品の認知拡大から購入までつなげたい場合も適しています。

● 海外への販売を検討している

海外への販売を検討している事業者にもShopifyは向いています。
地域ごとにドメインや言語を設定するなど、海外市場に合わせてECサイトをローカライズするための機能も用意されているので、海外の顧客もスムーズに利用できるでしょう。

国内販売からスタートし、将来的に海外市場へ販売地域を広げたい事業者にとっても活用しやすいプラットフォームです。


Shopifyは、テーマや標準機能を利用することで自社でもECサイトを構築できます。
一方、本格的なECサイトを構築する場合は、サイトを作るだけでなく、ブランドに合わせたデザインや必要な機能の選定、外部システムとの連携、集客、運営体制なども考える必要があります。

高度なカスタマイズを行う場合には、プログラミングなどの専門知識が必要になることもあるでしょう。
自社にECサイト構築・運営のノウハウや人員が不足している場合は、Shopifyに詳しい制作・運営会社への依頼も検討しましょう。

専門会社へ依頼することで、自社の目的や事業規模に合わせたサイト設計だけでなく、公開後の運営や集客まで任せられる会社もあります。
なお、外部へ依頼する際は、Shopifyの構築実績や対応できる業務範囲、公開後のサポート内容などを確認し、自社の課題に適した依頼先を選ぶことが大切です。

Shopifyには、初期費用を抑えてECサイトを構築しやすいことや、アプリによる高い拡張性、複数の販売チャネルや海外販売に対応しやすいことなど、さまざまなメリットがあります。

一方、月額料金やアプリなどのランニングコストが発生するほか、高度なカスタマイズには専門知識が必要になる場合があります。また、ShopifyでECサイトを構築するだけではなく、開設後の集客や運営についても考えておかなければなりません。

Shopifyのメリット・デメリットを理解したうえで、自社の事業規模や販売方法、将来的な展開などに適しているかを検討しましょう。

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