BASEだからこそ作成できる自社サイトのブランディング方法
BASEは、「専門的な知識がなくてもネットショップを開設できる」ことを大きな強みとしているECプラットフォームです。
テーマやデザインパーツが豊富に揃っているのはもちろんのこと、HTML編集にも対応しているため、ブランドの世界観を反映した自社ECサイトを構築できます。
本記事では、BASEのデザインの自由度を活かし、他店との差別化につながるブランドイメージを構築する方法を解説します。
▼ BASEで自社ECサイトをブランディングするメリット
BASEは、テンプレートが豊富で専門的な知識がなくても、多彩なデザインのサイトを作れるのが大きな魅力です。
初めてサイトを構築する担当者でも、ブランドのコンセプトや商品の特徴に合わせたデザインを実現できます。
ここでは、BASEでブランディングに取り組む主なメリットを紹介します。
● ブランドの世界観を自由に表現できる
BASEを活用すれば、テーマやカラー、画像などのテンプレートが豊富なので、ブランドが伝えたい世界観をサイト全体で表現できます。
商品だけでは伝えきれないブランドの魅力を視覚的に訴求したい企業におすすめです。
たとえば、ナチュラルな雑貨を扱うショップなら、白やベージュを基調としたデザインに自然光を活かした商品写真を組み合わせることで、やさしく落ち着いた雰囲気を演出できます。
一方、高級感を打ち出したいブランドでは、使用する色を絞り、余白を広く取ったレイアウトにするなども可能です。
● 他店との差別化を図りやすい
デザインやコンテンツが豊富なBASEであれば、競合するショップとの差別化も図りやすいでしょう。
独自性のあるサイトは、ユーザーにブランドを認識してもらうきっかけにもなります。
ネットショップでは、同じジャンルの商品を複数の店舗が取り扱っているケースも少なくありません。
商品そのものだけで違いを伝えることが難しい場合でも、サイトのデザインや商品写真、ブランドのストーリーなどを通じて独自の価値を伝えられます。
● ブランドイメージに合わせてサイトを成長させられる
BASEを利用すればサイトのリニューアルや改善も、専門的な知識がなくても行いやすいのがメリットです。
つまり、ショップ開設時はシンプルな構成から始め、事業の成長に応じてデザインやコンテンツを充実させることも可能です。
ネットショップを開設する段階で、最初からすべてのコンテンツや機能を揃える必要はありません。
まずは商品の販売に必要なページを用意し、商品の増加や顧客層の変化に応じて、コンテンツを追加していければ、より魅力的なサイトに成長させられます。
例えば、ブランドの認知度が高まってきた段階でメインビジュアルを変更したり、新しいカテゴリーに合わせてページ構成を見直したりするなどもできるでしょう。
▼ BASEでブランドイメージを構築するための準備
サイトのデザインに着手する前に、どのようなブランドとしてユーザーに認識してもらいたいのかを整理することが重要です。
ここでは、BASEでサイトを制作する前に行っておきたい準備を解説します。
● ブランドのコンセプトとターゲットを明確にする
BASEのデザインを決める前に、ブランドが提供する価値や、商品を届けたいターゲットを明確にします。
コンセプトとターゲットを定めることで、サイトデザインの方向性も決めやすくなるでしょう。
「誰に」「どのような商品を」「どのような価値として届けたいのか」を整理しておけば、使用する色や写真、フォントなどを選択するときにも判断基準ができます。
● ブランドカラーやフォントなどのデザインルールを決める
次に、ブランドカラーやフォントなど、サイト全体で使用する基本的なデザインルールを設定します。
あらかじめルールを決めておけば、ページごとのデザインのばらつきを防げるはずです。
たとえば、メインカラーとアクセントカラーを決め、ボタンや見出しなどで使用する色を統一します。フォントについても、ページによって異なるものを使用するのではなく、一定のルールを設けることが大切です。
● ロゴや商品画像のテイストを統一する
ロゴだけでなく、商品写真やバナーなどのテイストも揃えることが大切です。
画像の雰囲気を統一することで、サイト全体にまとまりが生まれ、ブランドイメージを伝えやすくなります。
ロゴ、商品画像、バナーなどを個別に考えるのではなく、ブランドを構成する一つの要素として統一することがポイントです。
さらに、商品写真を撮影する際は、背景色や明るさ、商品の配置などに一定のルールを設けるのもおすすめです。
▼ BASEの機能を活用したブランディング方法
BASEには、ショップのデザインをカスタマイズするためのさまざまな機能があります。
専門的な知識がなくても利用できる機能から、HTMLなどを使ったカスタマイズまで、必要な範囲に応じて活用してみましょう。
ここでは、BASEの機能を活用したブランディング方法を紹介します。
● ブランドイメージに合ったテーマを選ぶ
ECサイトを作る際は、ブランドのコンセプトや取り扱う商品に適したテーマを選ぶことが、サイトデザインの基本です。
BASEでは、無料のオフィシャルテーマや有料のデザイナーズテーマを活用できます。
テーマを選ぶ際は、見た目の好みだけで判断するのではなく、商品との相性も確認することが重要です。
テーマを選択した後に画像やカラーなどを調整することもできるため、ブランドの方向性に近いテーマをベースとして活用すると、効率的にサイトを構築できます。
● デザインパーツを使ってショップの世界観を表現する
デザインパーツを活用すれば、専門知識がなくてもショップのレイアウトや表示内容を調整できます。
たとえば、テンプレートを利用して画像やテキストなどを配置することで、新商品の紹介やブランドのコンセプト、キャンペーン情報などを魅力的に訴求できるでしょう。
● メインビジュアルや背景色に統一感を持たせる
ユーザーが最初に目にするメインビジュアルや背景色は、ショップの印象を左右する要素です。ブランドカラーや商品画像との統一感を意識し、ブランドらしさが伝わるデザインに仕上げます。
メインビジュアルには、単に目立つ画像を使用するのではなく、ブランドのコンセプトや主力商品が伝わる写真を選ぶことが大切です。
なお、ブランドカラーを使用する場合もサイト全体を同じ色で埋める必要はありません。見出しやボタンなどにアクセントとして取り入れることで、商品を見やすくしながらブランドらしさを表現できます。
● HTML編集Appでオリジナリティを高める
より細かなデザインにこだわりたい場合は、HTML編集Appを活用する方法もおすすめです。
HTML・CSS・JavaScriptを編集することで、既存テーマだけでは表現できない独自性の高いサイトを構築できます。
既存のテーマではブランドイメージを十分に表現できない場合や、ショップ独自のレイアウトを実現したい場合などに適しています。
一方、HTMLなどを編集するためには専門的な知識が必要です。カスタマイズの内容によっては、表示崩れなどが発生する可能性もあるため注意しましょう。
テーマやデザインパーツで対応できる範囲を確認したうえで、必要な部分のみHTML編集を活用するなど、目的に合わせて使い分けることが大切です。
▼ BASEで他店と差別化するためのポイント
デザインの自由度が高くても、要素を増やすだけでは効果的なブランディングにはつながりません。ブランドの統一感とユーザーの使いやすさを両立することが重要です。
BASEの機能を活用しながら、ユーザーが商品を選びやすく、ブランドの魅力も伝わるサイトを目指しましょう。
● 商品ページまでブランドイメージを統一する
トップページだけでなく、商品ページでも画像や文章のトーンを揃えます。
ユーザーがどのページを閲覧しても同じブランドイメージを感じられるサイトを目指しましょう。
たとえば、トップページでは高級感のあるデザインを採用しているにもかかわらず、商品ページの写真や文章がカジュアルすぎると、ユーザーに違和感を与えるため、統一感が大切です。
商品名の付け方や商品説明文のトーン、画像の撮影方法などにも一定のルールを設けることで、トップページから商品ページまで一貫した印象を与えられます。
● スマートフォンでの見え方も確認する
スマートフォンでは、PCとは画像や文字の見え方が異なる場合があります。
実際の表示を確認し、商品やブランドの魅力が伝わりやすいデザインになっているかチェックします。
PCでは見やすいメインビジュアルでも、スマートフォンでは文字が小さくなったり、画像の重要な部分が見えにくくなったりすることがあります。
ショップを公開する前には、PCだけでなくスマートフォンでも各ページを確認しましょう。
画像や文字の見やすさに加えて、メニューやボタンを操作しやすいか、商品ページまでスムーズに移動できるかなども確認することが大切です。
特にスマートフォンでは表示できる範囲が限られるため、伝えたい情報の優先順位を意識してデザインを調整しましょう。
● デザインだけでなく使いやすさも意識する
ブランドの世界観を重視するあまり、商品を探しにくいサイトにならないよう注意が必要です。情報の見つけやすさや購入までの導線にも配慮し、デザイン性と利便性を両立させます。
たとえば、ブランドの雰囲気を演出するために装飾を増やしすぎると、商品画像や購入ボタンが目立たなくなる場合があります。また、独自性を重視して一般的なECサイトとは大きく異なる操作方法にすると、ユーザーが戸惑う可能性もあります。
ブランディングの目的は、単におしゃれなサイトを制作することではありません。ブランドの魅力を伝えながら、ユーザーがストレスなく商品を探し、購入できる環境を整えることが重要です。
サイトを制作した後も実際に操作し、目的の商品を見つけやすいか、購入まで迷わず進めるかを確認しましょう。
▼ 自社でサイト構築が難しい場合は外部委託を検討しよう
HTMLなどの専門知識が必要なカスタマイズや、本格的なブランド設計を自社だけで行うことが難しい場合もあります。
社内のリソースやスキルを踏まえ、必要に応じて制作会社などへの外部委託も検討しましょう。
BASEは専門知識がなくてもネットショップを開設できますが、ブランドのコンセプト設計からサイトデザイン、商品画像やバナーの制作、細かなカスタマイズまでをすべて自社で行う場合には、一定の時間と人員が必要です。
特に、ECサイトの運営ではサイト制作以外にも、商品管理や受注対応、発送、問い合わせ対応、集客施策などさまざまな業務が発生します。担当者がサイト制作に時間を取られることで、本来注力すべき業務に十分なリソースを割けなくなる可能性もあります。
また、ブランドイメージを重視する場合は、単にサイトを制作するだけではなく、商品写真やバナーなども含めて全体のデザインを統一する必要があります。
自社で対応できる範囲を整理し、専門的なカスタマイズやデザインが必要な部分を外部へ委託することで、社内の負担を抑えながらブランドの魅力が伝わるECサイトを構築しやすくなります。
▼ まとめ
BASEはテーマやデザインパーツに加え、HTML編集にも対応しており、ブランドの世界観を反映したECサイトを構築できます。
効果的にブランディングするためには、サイトを制作する前にブランドのコンセプトやターゲットを明確にし、カラーやフォント、商品画像などに一貫性を持たせることが大切です。そのうえで、BASEのテーマやデザインパーツなどを活用すれば、専門的な知識がなくてもブランドらしさを表現できます。
一方、デザイン性だけを追求すると、ユーザーにとって商品を探しにくいサイトになる可能性があります。スマートフォンでの表示や購入までの導線も確認し、ブランドの世界観と使いやすさを両立させましょう。
HTML編集など専門知識が必要なカスタマイズや、本格的なブランド設計まで自社で対応することが難しい場合は、制作会社への外部委託も選択肢のひとつです。自社で対応する部分と外部へ依頼する部分を整理しながら、他店との差別化につながる自社らしいECサイトを構築しましょう。
ECサイト運営のお悩みはHATME株式会社へご相談ください
HATME株式会社では、ECサイトの立ち上げから運用代行、広告運用、SNS運用、売上改善コンサルティングまで幅広く対応しています。
「ECサイトの売上を伸ばしたい」「運用業務を効率化したい」「Shopifyや楽天市場、Yahoo!ショッピングへの出店を検討している」といったお悩みがございましたら、ぜひご相談ください。
これまで培ってきたEC運営ノウハウを活かし、お客様の課題やご予算に合わせた最適なご提案をいたします。


