ECサイトのCVRを改善する方法7選|売上向上につながる施策と運営代行業者を利用するメリット
ECサイトの売上を向上させるためには、アクセス数を増やすだけでは不十分です。「CVR(コンバージョン率)」を改善し、サイトを訪れたユーザーが実際に商品を購入したり、問い合わせを行ったりする割合を増やすことが必要です。
同じアクセス数でもCVR率が高ければ売上は増加し、CVR率が低ければ対策が必要になります。
本記事では、ECサイトのCVR改善が重要な理由や、売上向上につながる具体的な改善方法を7つご紹介します。また、自社での対応が難しい場合にEC運営代行業者を利用するメリットについても解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
▼ ECサイトのCVR改善が重要な理由
ここでは、CVR改善がECサイトの売上向上に重要な理由を解説します。
CVRの基本的な概要からご説明するので、ECサイト運営が初めての方も参考になるはずです。
・CVRとは
CVRとは「Conversion Rate(コンバージョン率)」の略称で、サイトを訪れたユーザーのうち、商品購入や問い合わせなどの成果につながった割合を表します。
例えば、100人がECサイトを訪問し、そのうち5人が商品を購入した場合のCVRは5%です。
CVRは一般的に以下の計算式で求められます。
CVR(%)=コンバージョン数 ÷ 訪問者数 × 100
ECサイトにおいてCVRは、売上を左右する重要な指標の一つです。アクセス数が多くてもCVRが低ければ売上にはつながりにくく、反対にCVRが高ければ少ないアクセス数でも売上向上が期待できます。
そのため、ECサイト運営ではアクセス数とあわせてCVRを継続的に確認し、改善を進めることが重要です。
・アクセス数よりCVR改善が重要な理由
アクセス数を増やすだけでは売上向上につながるとは限りません。
例えば、月間1万人が訪問するECサイトでCVRが1%の場合、購入者数は100人です。一方、アクセス数が変わらなくてもCVRが2%になれば購入者数は200人になります。
つまり、アクセス数=売り上げではありませんが、CVRの向上は売上向上です。
CVRを改善するメリットは、広告費を増やさなくても売上向上を目指すことが可能な点です。
広告による集客は継続的な費用が発生しますが、CVR改善は一度実施した施策が長期的な成果につながりやすくなります。費用対効果を高めながら売上アップを目指したい場合は、アクセス数だけでなくCVR改善にも力を入れることが大切です。
▼ CVRが低いECサイトの特徴
CVR改善を行うには、まず課題を把握することが重要です。ここでは、CVRが低くなりやすいECサイトの特徴を紹介します。
・商品情報が不足している
商品説明や画像、利用シーンなどの情報が不足していると、ユーザーは不安を覚えて購入につながりません。
特にECサイトでは実際に商品を手に取って確認できないため、商品ページの情報量が購入判断に大きく影響します。
商品の特徴やメリットだけでなく、サイズや使用方法、レビューなども掲載し、購入後のイメージができるページ作りを意識しましょう。
・購入導線が複雑になっている
購入までの手順が多かったり、必要な情報が見つけにくかったりすると、ユーザーは途中で離脱しやすくなります。
例えば、購入ボタンが分かりにくい場所にある場合や、会員登録をしなければ購入できない場合などは、CVR低下の原因になりやすいです。
ユーザーが迷わず購入できる導線設計を行うことが重要です。
・スマートフォンで利用しづらい
現在はスマートフォンからECサイトを利用するユーザーが大半です。
そのため、スマートフォンで見づらいデザインや操作しにくい導線になっている場合、離脱率の増加につながる可能性があります。
文字の大きさやボタン配置、画像表示などを確認し、スマートフォンでも快適に利用できる環境を整えましょう。
特に、PCで閲覧するようにデザインされたサイトは定期的な改善が必要です。
▼ ECサイトのCVRを改善する方法7選
ここでは、ECサイトのCVR向上につながる代表的な施策を7つ紹介します。
実践できるものから取り入れていきましょう。
・ 商品ページを改善する
CVRを改善する最も有効な方法のひとつが、商品ページの改善です。商品ページは、ユーザーが購入を判断する重要なページです。
商品の特徴やメリットだけでなく、使用方法や利用シーンも具体的に掲載することで、購入後のイメージを持ってもらいやすくなります。
また、複数の写真や動画を掲載することで商品の魅力をより具体的に記すことがたいです。
レビューや口コミも積極的に活用し、ユーザーが安心して購入できる環境を整えましょう。
・CTAを見直す
CTAとは、ユーザーに行動を促すボタンや案内文のことです。
CTAが使いやすいサイトは、CVRも高い傾向があります。
購入ボタンが目立たない場所にあったり、文言が分かりにくかったりすると購入機会を逃してしまう可能性があります。
ボタンの配置や色、文言を見直し、ユーザーが迷わず購入手続きに進める導線を作ることが重要です。
・入力フォームを簡略化する
入力フォームの簡略化は、ミドル世代~シニア世代が顧客の中心のサイトでは有効なCVR改善の方法です。
購入フォームや会員登録フォームの入力項目が多いと、途中で離脱するユーザーが増えます。
入力作業の負担を軽減することで、購入完了率が向上する傾向があります。
必要な情報のみを入力してもらう設計にし、郵便番号から住所を自動入力できる機能なども活用しましょう。
・レビューを充実させる
レビューは、購入を検討しているユーザーに安心感を与える重要な要素です。
特に「実際に使ってみた」「同種の製品を比較してみた」といったレビューは信ぴょう性が高まり、CVR改善に効果的です。
実際の利用者の感想や評価を掲載することで、商品の信頼性向上につながります。
レビュー投稿キャンペーンなどを実施し、継続的に口コミを集める仕組みを整えることもおすすめです。
・スマホで購入しやすい導線を整える
スマートフォンからの利用者が多いECサイトでは、スマホ対応が欠かせません。
文字が小さい、ボタンが押しづらい、画面遷移が分かりにくいなどの問題がある場合は改善が必要です。
スマートフォンで実際に操作しながら、購入までスムーズに進めるか確認しましょう。
・カゴ落ち対策を行う
カゴ落ちとは、商品をカートに入れたまま購入せず離脱してしまう状態を指します。
アクセス数は多いのにCVRが低い理由のひとつに、カゴ落ちの多さが挙げられます。
つまり、カゴ落ち対策をすれば、CVRが向上する可能性が高まるため、積極的な対策がおすすめです。
カゴ落ち対策として、リマインドメールの送信や再訪問時の商品表示などが有効です。
また、送料や支払い方法などを事前に分かりやすく表示することで、購入直前の離脱防止にもつながります。
・データ分析を行い改善点を見つける
CVR改善を効率的に進めるには、アクセス解析やヒートマップなどのツールを活用した分析が欠かせません。
どのページで離脱しているのか、どこまでスクロールされているのかを把握することで、改善点を発見できます。
感覚ではなくデータをもとに改善を行うことが、成果につながるポイントです。
▼ ECサイトのCVR改善時の注意点
CVR改善は施策を実施するだけでは十分ではありません。ここでは、効果的に改善を進めるためのポイントを紹介します。
・ユーザーのニーズを考える
CVRを改善する際、まず考えるのはユーザー要望です。
運営者目線だけで改善を進めると、ユーザーが求めている内容とずれてしまう場合があります。実際の利用者の声やレビュー、問い合わせ内容などを参考にしながら改善を進めることが大切です。
ユーザーがどのような情報を求めているのかを理解し、そのニーズを満たすサイト作りを目指しましょう。
・データをもとに判断する
CVR改善では、感覚だけで判断しないことが重要です。
アクセス数や離脱率、購入率などの数値を確認しながら改善施策を実施しましょう。
なお、Googleのアルゴリズムなどは定期的に変化するため、今までのやり方が短期間で通じなくなる可能性も十分にあります。
数値に基づいて改善を行ったほうが、より効果的な施策につながります。
・改善は定期的に行う
CVR改善は一度実施して終わりではありません。
ユーザーのニーズや市場環境は常に変化しているため、定期的な分析と改善が必要です。PDCAを繰り返しながら継続的に改善を行うことで、成果向上を目指せます。
自社で行う場合、3~6か月ごとに数値を確認する習慣をつけるのがおすすめです。
▼ EC運営代行会社にCVR改善を依頼する方法もある
CVR改善には専門知識や分析作業が必要なため、自社だけで対応するのが難しいケースもあります。
特に、アクセス解析や改善施策の検討には時間がかかり、本来の業務を圧迫してしまう場合もあるでしょう。
また、CVR改善にはデータ分析だけでなく、サイト設計やUI・UX改善など幅広い知識が求められます。
自社で対応が難しい場合は、EC運営代行会社へ依頼するのも選択肢の一つです。
▼ EC運営代行会社を活用するメリット
CVR改善を効率的に進めたい場合は、EC運営代行会社を活用するのがおすすめです。
ここではEC運営代行会社を利用するメリットをご紹介します。
・改善施策の提案を受けられる
EC運営支援会社は、自社が持つノウハウや経験に基づき、現状分析を行ったうえで課題を整理し、売上向上につながる改善施策を提案してくれます。
自社では気付けなかった課題を発見できる場合もあり、効率的な改善が期待できます。
・分析や効果検証を任せられる
アクセス解析やヒートマップ分析、改善後の効果測定など、専門的な作業を依頼できるため、社内担当者の負担軽減につながります。
日々の運営業務に追われている企業でも、継続的な改善を進めやすくなります。
・幅広い施策をまとめて依頼できる
EC運営代行会社は、CVR改善だけでなく、SEO対策や広告運用、商品ページ改善など幅広い施策を依頼できるところもあります。
複数の業者へ依頼する手間を減らせるだけでなく、施策同士を連携させながら運用できる点もメリットです。
ECサイト全体の売上向上を目指す場合は、幅広い支援に対応できる会社を選ぶとよいでしょう。
▼ EC運営代行会社を選ぶポイント
EC運営代行会社を選ぶ際は、料金だけで判断するのではなく、実績や対応範囲も確認することが大切です。
特に、自社と同じ業界や課題に対応した実績があるかは重要な判断材料になります。
また、CVR改善だけでなく、SEO対策や広告運用、アクセス解析など幅広い施策を依頼できる会社であれば、総合的な売上向上を目指しやすくなります。
複数の会社を比較しながら、自社に合ったパートナーを選びましょう。
▼ まとめ
ECサイトのCVR改善は、売上向上を目指すうえで重要な施策です。
商品ページの改善や購入導線の最適化、データ分析などを継続的に実施することで、広告費を増やさなくても成果向上が期待できます。
また、自社での対応が難しい場合は、EC運営支援会社への相談も有効な選択肢です。
自社の課題を把握しながら継続的な改善を行い、ECサイトの売上向上につなげていきましょう。
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